LPG機器販売・設備工事

A重油からLPガス焚きボイラへの燃料転換により省エネ・CO2削減を実現 ~工場(保温・断熱材製造)での事例~

LPガス焚きボイラへの燃料転換 

~工場(保温・断熱材製造)での事例~


老朽化ボイラを更新してランニングコストを削減

ボイラ以外の設備にも共通して言えることですが、老朽化した設備は生産性や効率が低下しているケースがあります。このような老朽化設備を最新の設備に更新することで、蒸気ボイラの場合数%の効率改善が見込めます。

またLPガスは燃料油と比較して硫黄酸化物(SOX)をほとんど発生させないため、排気による缶体の腐食等機器へのダメージが少なくなり、設備の長寿命化という意味でもランニングコスト削減を期待できます。

今回の事例では、53年前(1971年)に設置した炉筒煙管ボイラを最新の小型貫流ボイラへ更新することで、ボイラ効率が81.9%から98.0%まで向上。設備そのもののスペックが向上して省エネルギーとなり、燃料代を年間約●万円削減できました。


クリーンエネルギーを導入し環境改善に貢献

新設したLPG貯蔵設備(2.9t竪型バルク貯槽×1基)
燃料種別 CO2排出係数
(t-CO2/MJ)
LPG59.1
灯油67.8
A重油69.3
※環境省「地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく算定・報告・公表制度」より

LPガスは灯油や軽油、A重油といった燃料油と比較して単位発熱量当たりのCO2排出係数が低いため、燃料油を使用する設備からLPガスの設備に更新することで、CO2排出量を削減できます。

今回の事例では、A重油からLPガスへの燃料転換となったため、CO2排出量を約15%削減できました。

また、ばい煙や硫黄酸化物・窒素酸化物の発生を抑制でき排気がクリーンになるため、煙突が不要になるなど周辺環境の改善や管理コストの削減も見込めます。


補助金を活用しイニシャルコストを大幅削減

ボイラの燃料転換では、省エネや脱炭素、LPGバルク設備導入等を目的とした国や自治体の各種補助金が活用できます。

今回の事例では、経済産業省が実施する「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」を活用し、更新する設備費用の1/3の金額が交付されました。これが初期投資費用の大幅削減につながり、見込み投資回収年数が●年短縮されました。

2023年度(令和4年度補正)省エネ補助金では20件以上の採択実績がございます。「設備投資したいけど何か使える補助金はない?」「この補助金は使える?」などご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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